雑感: 3歳児神話を捨てきれない
私は古い世代の人間なので、母親は専業主婦で子どもは3歳から教育のために幼稚園に通うのが普通という感覚で育ってきました。
周りにも、保育園とか共働きの家庭は少なかったと思います。
だから、職場復帰のために子どもが数ヶ月のうちから保育園に預けるというのがどうにも悲しいというか、ブラックな世の中だなぁという気持ちでいっぱいです。
母は私に小さい頃から「お前は3歳まではほんとに可愛がって育てたんだから大丈夫」と言い聞かせて育ててきました。
(私には3歳半年下の妹がいるので、物心ついたときにはあまり母に構ってもらえなかったため。)
だから私にとっては3歳は余計に重要なキーワードになっているのかもしれません。
でも、今どきは3歳児神話も根拠のないこととされているみたいですね。
なにより、私にそんなことを言い続けてきた母が最近、こんなことを言ってきました。
「赤ちゃんのうちは私が引き取って家で育ててやりたいけど、今どきは小さい頃から保育園に預けるのが当たり前だから、そういう風に育てておかないと周りの子と馴染めなくなっちゃうかもしれないねえ」と。
まぁ、実家はうちから2時間くらいかかるので母に預かってもらうつもりは元々ないのですが、あの母でさえ今どきは保育園に預けた方が良いという考えになってきていることに驚きました。
たしかに、きっとひとりっ子になる我が娘には、早いうちから他の同年代の子たちと触れ合って子ども社会のルールみたいなものを経験させたほうが良いのかもしれません。
物心ついちゃってから急に外に通わせるのもかわいそうといえばかわいそうだし…
(私は年少さんのときは人見知りで登園拒否になり年中さんから幼稚園に通いはじめたそうです。)
まだ生まれてもいない我が子のことであれこれ思い悩む日々です(笑) 。
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